看取り士とは
ご本人や家族が、旅立ちを意識された時から納棺の前までを支援する職業。 尊厳が守られ自然で幸せな最期を迎えるために、旅立つ方の「心」「魂」に寄り添う。本人と家族、ケアマネージャー、医師らと協働。ボランティアスタッフ(エンゼルチー ム)の協力のもと、ご依頼により24時間体制で寄り添う。また、明るく幸せな死生観を広めることも大切な仕事。
日本看取り士会公認の養成講座を受け認定を受けた者のこと。
(おくりびとの納棺師と、度々混同されるが、納棺師は亡くなってから、看取り士は納棺前まで関わる仕事)
抱きしめて看取る実践から・・・
日本看取り士会 会長 柴田久美子は、多くの方を抱きしめて看取る実践を通し、旅立つ方と見送る者の心が通い合う、自然で幸せな最期を過ごすお手伝いを重ねて参りました。
柴田は、その蓄積した体験・知識を体系だて、後進の指導、育成を始めました。その際、命名され、生み出されたのが【看取り士】という新たな仕事です。
死に対する社会の意識を、明るいものに変革していくことも【看取り士】の大切な役割です。
看取り士は、現在 全国に110名(2016年1月末現在)
まだまだ これから増えていきます。
会長の柴田が全国で講演活動をするほか
全国の看取り士が
看取り学講座などをすることで明るい死生観を広めていきながら
認知度が上がってきており
活動の場を創っています。
養成講座の要【胎内内観】
胎内内観という、心の整理整頓、意識の浄水器のような4泊5日のワークが
講座の要であることは、看取り士養成の特徴と言えます。
→ 胎内内観とは
ただ在ることに安心している
肩書きや、技法をそぎ落とし
ただ わたしでいて安心している存在としての看取り士
の軸を定めるための研修です。
それぞれがその時々に必要なものを受け取り
自分にオーケーを出し
より生き生きと生きる糧とされています。
胎内内観は、柴田が20年以上学んだ内観の手法と、抱きしめて看取る体験から生みだされた手法です。
1日だけ体験できる胎内内観のクラスもあります。
看取り士になるには →詳細ページ
養成講座 →詳細ページ
胎内内観(4泊5日) →詳細ページ
胎内内観(1日) →詳細ページ
看取り士として認定されると、以下のようなことが出来るようになります
(別途 日本看取り士会への 会員登録が必要です)
- 【看取り士】と名乗ること
- 看取り士としての知識を活かして、ご自身で「看取り学初級講座」「一日胎内内観講座」を実施すること
- 日本看取り士会を通し、【看取り士】派遣のご依頼があれば、エンゼルチームとともに現地派遣に対応すること
日本看取り士会 本部ウェブサイト → こちらから